バレンタインデーに友チョコをたくさん配りたい。友達が多い人や、会社で配る人には、型抜きチョコがオススメです。
チョコを作って、ラッピングで華やかにすれば、簡単に手作りしたなんて思わせないものが出来上がりますよ。
必要な手順
型抜きチョコは、ただチョコレートを溶かして、型で固めるだけ、と思われがちですが、テンパリングという作業が必要です。テンパリングをすると、きれいに固まり、つやのある、口どけの良いチョコレートに仕上がります。しかし、テンパリングは温度計を使用したり、何度も温度を上げ下げしたり、とかなり面倒な作業です。
そこで、温度計も不要、湯煎も不要な電子レンジでできてしまうテンパリングの方法を教えますね。
【材料】
板チョコ 1枚(70g)
【作り方】
- チョコを8等分するくらいの大きさに割って、耐熱容器に入れ、ラップをして、電子レンジの600wで1分50秒加熱します。
- よく混ぜて、もう一度ラップをして、同じように1分10秒加熱します。
- ボウルの底に氷水をつけ、冷やしながら2~3分混ぜます。
- ラップをして、1分10秒加熱します。よく混ぜてテンパリングは完成。
型抜きはシリコン型がオススメ
テンパリングが出来上がったら、あとは型に流し入れて固めるだけです。
シリコンモールド型というものを使うと、固まった後も取り外しやすいですよ。
型は、バレンタイン用の製菓コーナーや、製菓用品店、100円均一にも売っています。
シンプルなものから、華やかなもの、キャラクターものといろいろ選べるので、楽しんでくださいね。
無印良品が可愛くアレンジできる型抜きチョコの動画を配信していましたよ。
無印良品 アレンジ型抜きチョコ
生チョコも型抜きで可愛く
石畳生チョコは定番だけど、生チョコも可愛くしたい。火も使わずにできるので、小さなお子さんと一緒に作るのもおすすめです。生チョコにするならテンパリングも不要ですよ。
【材料】
チョコレート 200g
生クリーム 80ml
【作り方】
- 板チョコor製菓用チョコを細かくします。大雑把でOK。
- ぬるめのお湯を鍋に入れます。40度~50度くらいが目安。高温での湯煎は分離の原因になります。
- 分量分の生クリームを、電子レンジで沸騰するまで加熱します。
- チョコをボウルに入れお湯につけ、底が少し溶けるくらいに湯煎します。
- 生クリームを少しずつ入れ、その都度しっかり混ぜます。チョコを生クリームの熱で溶かすようにします。
- チョコが溶け切って滑らかになったら、形にチョコを流し込み、冷やし固めます
生クリームを電子レンジに入れる前に、紅茶リキュールを入れると紅茶風味の大人な生チョコになりますよ。
チョコクランチも型抜きで
サクッと食感の良いチョコクランチ、実はこれも作り方は簡単ですよ。
【材料】
板チョコ 2枚
コーンフレーク 50g
ビスケット 50g
【作り方】
- コーンフレークとビスケットを砕いておきます。
- チョコレートを電子レンジか湯煎で溶かします。
- 材料をすべて混ぜます。チョコレートがしっかり全体に混ざるようにします。
- シリコン型に入れ、ラップをして、上からギュッと押さえます。
- 冷蔵庫で冷やし固めて、型から外せば出来上がりです。
終わりに
型抜きチョコはケーキを作るよりも簡単作業で失敗も少ないので、小さなお子さんと一緒に作るのに最適ですね。使う材料や道具も少ないので、後片付けも楽ですよ。
是非、あげる人のことを想いながら、楽しんで作ってくださいね。