ママ友トラブル!中学お受験の恐怖

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ママ友のトラブルはいつでも起こるものですが、その中でも非常にトラブルが起こりやすく、またこじれやすい時期として「中学受験」があります。

今まで仲良くしていたママ友とも、こどもの受験が絡んだ瞬間トラブルになることも多くなります。事前によくあるトラブルを知っておき、出来るだけ回避するようにしておきましょう。

そもそも中学を受験するのはこどもなのに、嫉妬や僻みで感情的になってしまうママが多いことを知っておきましょう。

もちろん自分がそうならないよう気をつけるためにも、ぜひ知っておきたいことです。中学受験を考えているママさんは、ぜひご一読くださいね。

目次

中学受験に関わるママ友トラブルの問題点や解決策

受験するのはこどもなのに、この時期のママ友トラブルは本当に多いです。

「自分のこどもが目指す中学校よりランクが上の学校を受験しようとしている」「塾の成績でいつも上位にいるこどものママ友につい嫉妬してしまう」「受験に失敗し、有名私立中学への進学を決めたこどものママ友にどうしても『おめでとう』と言えない」など、受験を決めた瞬間から受験が終わってからもトラブルの可能性は続きます。

ひどい場合となると、家に押しかけたり電話やLINEでずっとどこの中学を受験するのか聞き続け、聞いた後も「あの学校は無理じゃない?」「お金持ちしか通わない学校だから、軽自動車なんて恥ずかしいわよ」などずっと言われたというパターンもあります。

仲の良いこども同士で中学受験を話し合い受験し、一人だけ落ちてしまったパターンもあります。「仲良しグループなんだからみんなで市立に行くべきよ」などと入学を辞退させようとしてくることすらありえるのです。

自分のこどもの合格を祈り、努力することはもちろん悪いことではありません。問題は、そこで他人と自分の子を比べ、優劣をつけたり嫉妬してしまうことにあります。

中学受験は、もちろん仲良しの子は全員確実に合格できるなんてことはありえません。グループで受けて一人落ちてしまうことだってあります。

しかしそこでママが乱入し「みんなで同じ学校にするべき」などと言ってしまうと、こどもの努力を無駄にしていることはもちろん、一人で落ちたことを悔やみ、それを成長の糧とできるはずの自分のこどもの成長すら踏みにじっていることになるのです。

一番悔しいのはもちろん落ちた本人です。ママがすることはその心を汲み取り、中学受験に失敗したからといって将来に何の影響もなく次の高校受験で頑張ればいいことを伝え、一緒に成長することではないでしょうか。

難関校を受験しようとしているこどものママに「見栄を張っても後悔するわよ」など言ってしまうトラブルもよくあります。私立中学を受験するだけで「お金に余裕があっていいわね」「安っぽい服で入学式なんて行けないわよ」なんて言われたり……。

自分のこどもより成績が高いこどものママ友に嫌味ばかり言うママもいます。

こういう言葉は、全てそれを言い出すママ本人の不満の現れです。「うちの子の成績が伸びない」「私立へ行く余裕があるなんて羨ましい」など、不満があるからそれを持っている家庭をうらやみ嫉妬するのです。

こういうタイプの人とは、距離を出来るだけ離しましょう。嫉妬されるほうもするほうもつらいものです。お互いのためだと思えば、割りきって離れることも出来るのではないでしょうか。

実際にあった中学受験に関わるママ友トラブルやその解決方法

では、実際にどんなトラブルがあったのかを見てみましょう。

「今までずっと仲良くしていたママ友グループがあったのですが、うちが中学受験を決めた瞬間に態度が豹変しました。『そんなにお金持ちだとは思わなかった』『小学校の頃から勉強漬けなんてかわいそう』など会う度に嫌味を言われ……。こどもが中学受験を希望し決めたことなのに、まさかこんなことになるなんて思いませんでした」

今まで「同列」だと思っていた家庭が「格上」だったと思い込み、嫉妬が一気に湧き上がってしまったのがこのパターンです。

その前提の思い込み自体が勝手なものであり、またその愚痴もあわよくば「同列」に引き戻そうという心理も見えます。対策、解決策としては、このママ友達からは一度距離を取りましょう。

先程もお話した通り、嫉妬はするほうもされるほうも良いことが何もありません。距離を取ると言っても完全に無視したりするわけではなく、挨拶や必要な会話はしっかり行いましょう。

でなければ、今度はあなたのことを「中学受験するからってお高くとまってる」と誤解されてしまいます。
感情的にならないために距離を離したことも逆効果になってしまうので、ご注意くださいね。

「受験に失敗しました。でも『仲良しの子がいるから大丈夫だよ、次頑張ろうね』と話していたのに、その子が実はうちの子にも黙って別の私立を受験し合格していたことを知ってショックを受けました。どうして話してくれなかったのか分かりません。こどもにも何て言えばいいのか」

「どうして話してくれなかったのか」と感情的になっていますが、今までもお話した通り中学受験は精神的にも大きな負担がかかり、ましてや「落ちたら怖いから黙っておきたい」なんて心理はこどもにとっても何の不思議もない感情です。

「自分は話していたのに」と思われるかもしれませんが、なんでも話すことがママ友ルールなんてこともありません。こどもが「黙ってて」といった気持ちを尊重していたママの気持ちも、ごく当たり前ではないでしょうか。

感情的にならず、まずは深呼吸しましょう。そして「仲良しの子がいるから」と他人をアテにするのではなく、こどもとしっかり失敗を乗り越え、高校受験を頑張ろうという気持ちが持てるよう努力しましょう。

失敗は成長の元です。ましてや中学受験に失敗したからといって、一生に影響が出るなんてことは絶対にありません。落ちたのなら逆にこれを成長の機会だと受け取るくらいのポジティブさがあれば、なんだって乗り越えられますよ。

中学受験にまつわるママ友トラブルまとめ

自分のこどもが一番だし大切、それは当然の心理です。

ですがそれを周囲にまでばらまき、ましてや人の子を貶めてまで一番でいたい、というのは間違いですよね。足を引っ張り合うような関係ではいけません。お互いを尊重し、人の努力を讃えられる、そんな人間関係が理想ですね。

足を引っ張ってくるような人とは、距離を離せば良いのです。受験も済みお互いの子が進学し、そうなれば会うこともほぼなくなります。

ママ友はあくまでこどものお付き合いの延長上なので、こうやって割り切ったお付き合いをしたほうがお互いのためにもなりますよ。

さいごに

色々とお話しましたが、中学受験は親も子もナーバスになりやすく不安定な時期です。

解決策を知ってはいてもつい感情が暴走しそうになってしまうことだってあるでしょうし、その結果嫌味を口にしてしまい後悔している、というママもたくさんいるのです。

すぐには無理でも当然ですが、受験が終わり落ち着いたら一度このことを思い出し、ちょっとしたトラブルがあっただけのママ友は気持ちの上だけでも許せるようになりたいですね。

「またお付き合いを……」なんてことはこどもの生活も変わるので必要ありませんが、いつまでも嫌い続けているよりも許す気持ちを持ったほうが心にゆとりが出来ます。落ち着いた頃にこのことを思い出してもらえれば幸いです。

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この記事を書いた人

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3人の子育てをしながら生活、育児、投資など夢のサイドファイヤーに向けて役に立つ情報や残しておきたい情報などを記事にしております♪

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