梅雨の時期はどうしても靴が傷みやすく、よりきちんとした手入れが必要な季節です。雨に濡れたまま放っておくと傷みや靴の寿命が短くなることももちろん、カビや匂いも気になりますよね。
どう手入れをすればいいのか、カビや匂いの対策を把握し、少しでも気持ちよく靴を履けるようにしていきたいものです。
ここでは梅雨の時期のお手入れ方法、乾かし方、カビや匂いの対策などを紹介しています。
ぜひ参考にしてくださいね。
■梅雨時期のお手入れ方法
梅雨の時期はもちろんですが、他の季節でも大雨などで濡れてしまった場合もそのまま使えますので、ぜひお手入れ方法を把握しておきましょう。
1. まず最初に、靴の水滴や汚れをしっかり拭き取ります。
靴によっては傷みやすいものもありますので、乾いたタオルなど柔らかいもので拭きましょう。
2. 靴の中もしっかり拭きます。
靴の消臭スプレーを使う場合はこのタイミングでスプレーしておきましょう。
3. 靴の中が濡れている場合は、丸めた新聞紙を靴に詰めます。
4. その後、風通しの良い日陰でしっかり干しましょう。
明日使いたいからと、ドライヤーを使って急激に乾かすのは靴にとって良くありません。
5. しっかり乾燥させてから残った汚れを靴クリーナーなどで落とし、防水スプレーをかけてさらにもう一度乾燥させれば完成です。
防水スプレーをかけてからもう一度しっかり乾燥させることにより、防水効果がよりしっかり発揮されるのです。
■靴の乾かし方
革靴の場合、直射日光に当てて乾かしては革を傷めてしまいます。必ず日陰に干すようにしましょう。
玄関などに置いたままというのもよくありません。シューズキーパー、もしくは壁に立てかけるなどして、空気の通り道を作って乾燥させます。乾かす場所も出来るだけ風通しの良い場所にしましょう。
生乾きのまま履くと靴の寿命を縮めます。梅雨の時期は湿度が高くなかなか乾きませんが、必要な靴は何足か用意して履き回すようにしておけば安心です。
■靴のカビ対策
雨に濡れたまま汚れも残したまま放っておくと、靴にカビが生えることがあります。
普段から濡れたあとしっかりお手入れしておくこと、防水スプレーなどでそもそも濡れないようにしておくことが対策になります。靴の保存場所にも注意し、乾燥剤なども一緒に置いておきましょう。
それでもカビが生えてしまった場合、まずはブラシである程度カビを取ります。その後お湯につけて固く絞った布を使い、残ったカビをしっかり拭き取りましょう。このブラシと布はカビがこびりついているので再利用せず、そのまま捨てます。
乾かしたあとに靴クリームで手入れを行い、さらに乾かします。仕上げに防水スプレーもしておけばカビ防止にも繋がりますよ。
■靴の匂い対策
【フットメジ】靴用消臭スプレー「シューデオ」商品紹介
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雨に濡れたあとの靴の匂いは、泥や汚れ、また足の汗や皮脂に雑菌が繁殖することにより起こります。濡れたまま玄関に一晩放っておくと風も通らない場所でじめじめが続いてしまい、当然雑菌も繁殖しやすい環境になるのです。
匂いを作らないためにも、濡れたあとはしっかりお手入れをして乾燥させておきましょう。
それでも匂いがついてしまい気になる場合、洗える靴なら漂白剤を使って洗えば匂いもすぐに落とせます。
洗えない革靴などの場合は、消臭スプレーなどに頼りがちです。しかし匂いの原因は雑菌だとお話した通り、1番大切なのは雑菌を消すことです。消臭スプレーを使う場合は抗菌・除菌効果があるものを使い、スプレー後すぐに使用するのではなく一度しっかり乾燥させましょう。
■さいごに
靴のお手入れは自然乾燥に頼らなければならない部分も大きく、やはり履き替え用の靴は必要となってきます。
梅雨の時期だけと割りきって、安い靴を用意しておくのも良いですね。
防水タイプの靴でも防水スプレーをしておけばさらに効果が期待できます。買ってすぐに使うのではなく、一度防水スプレーをかけて乾燥させてからにするだけでもその後のお手入れが随分楽になりますよ。
じめじめした梅雨の季節、雨に負けない靴で乗り越えて行きましょう!