徳明園の紅葉を10倍楽しむ!豆知識!
●徳明園に行ったら旧下田邸も見てみたい
忠臣蔵に登場する義士で堀部安兵衛という名前を聞いたことがあると思います。その堀部安兵衛が作庭したと言われる屋敷が高崎市内あります。
旧下田邸といい、県内では数少ない江戸時代の庭園だそうです。
園内にはアカマツ・ヤマモミジなどが植えられ、城郭風の石垣を配した池があります。
こちらの地元の人がおすすめの、紅葉の穴場スポットです。
徳明園に行ったら、是非旧下田邸の紅葉もお楽しみください。

●旧下田邸の紅葉
園内には「赤ぞなえ」と呼ばれるカエデなど、カエデの種類が多く見られます。見頃の時期には下に落ちたカエデの葉が真っ赤な綺麗な絨毯になるのは驚きです。
夜にはライトアップも行われますので、動画をごらんください。見頃は11月中下旬です。
住所:〒370-3192群馬県高崎市箕郷町西明屋702番地4
営業時間:見学自由、ただし建物内見学は10:00~16:00まで
紅葉見頃:例年11月下旬
ライトアップ:11月中旬~下旬
料金:無料
アクセス:
【車】関越自動車道高崎IC、前橋ICから約30分
【電車】JR高崎線高崎駅よりバス約35分
駐車場:有り(高崎市箕郷支所)
お問い合わせ:高崎市箕郷支所産業課
電話:027-371-5111

●見物のポイント
この庭は「青翠園」の名で親しまれ、目にもあざやかなカエデの紅葉が見物のポイントです。この中の数本は京都から持ってきて植えたものといい、ほかの紅葉とはあざやかさが違って見えます。
この旧下田邸書院及び庭園は、箕輪城主長野氏の重臣であった下田大膳正勝の子孫が落城した後に、土着して代官として居を構えた屋敷跡です。
かつて広大な敷地にあった建物のうち、江戸時代の書院と庭園が残りました。
庭園を見たあと、旧下田邸書院も参観しましょう。
書院は、切り妻で東に玄関があり、下の間12畳半と上の間10畳により構成されています。
式台を設けた玄関など武家屋敷としての格式を備え、ブドウとリスを透かし彫りで表現した欄間の彫刻も繊細で優美です。

●忠臣蔵の堀部安兵衛
忠臣蔵の堀部安兵衛とは何者なのでしょうか?新潟で失業したのち、江戸へ向かう途中に高崎に立ち寄ったようです。
立ち会ったのは、どうも安兵衛が20歳にも達していないころで、堀部安兵衛が作庭の専門化ではなかったようですが、詳細はよく分かっていません。
その後江戸小石川の堀内道場に入門し、高田馬場で果し合いをすることになり、その助太刀で参戦した堀部安兵衛は相手方を三人斬り倒す活躍を見せました。
この活躍に尾ひれが付き、「十八人斬りの安兵衛」と呼ばれ、剣客としての名が世間に知れ渡ったのです。
そして吉良邸の討ち入りとなり、吉良上野介邸に討ち入った赤穂浪士四十八名の中の1人となったのでした。

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