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産後の基本的な過ごし方とは?

公開日: : 最終更新日:2016/08/03 生活のヒント


出産という大きな役割を終えた後は、しっかり休んでおく必要があります。

この時期に無理をすると後々まで響いてしまうこともあります。体調や身体の変化はまだまだ目まぐるしく、赤ちゃんのお世話もあるこの時期は絶対に無理をしてはいけないのです。

赤ちゃんのお世話がありますので、どうしても自分のことは後回しにしがちです。

ここで一度、産後の過ごし方や自分の身体の変化について、どういう変化があるのかしっかり把握しておきませんか?
これから詳しくお話しますので、目を通してくだされば幸いです。
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■産後の過ごし方の基礎知識

最近はあまり言われなくなりましたが、昔から言われる「床上げ」という言葉をご存知でしょうか。

「産後1ヶ月は布団を敷きっぱなしにし、できるだけ横になっておく」「1ヶ月経ったころに、この布団を上げて家事を再開する」という意味が込められています。この布団を上げることを床上げと言い、逆に言うと昔から産後1ヶ月はゆっくり安静にする必要があると言われているのです。

この産後1ヶ月から1ヶ月半までのことを「産褥期」と言います。産褥期の「褥」も布団の意味があります。

出産後おなかは小さくなり、もしかしたら疲れもあまりなく動きたくなる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、出産という大仕事で身体は大きなダメージを負っています。赤ちゃんを産むために骨盤も大きく広がり、日常生活がおくれないレベルでぐらぐらになっているのです。

この時期に無理をして立ったり動いてしまうとよくありません。子宮が小さくなり内臓も元の位置に戻ってくる時期なので、無理をして立っていると骨盤の隙間に内蔵が下りてしまい、はまりこんでしまう可能性があるのです。

内臓がはまってしまうと、骨盤はそれ以上元に戻ることが出来ません。骨盤が広がったまましっかり閉まらない状態になってしまいますので、腰痛が起きやすくなったり体型がくずれてしまいます。

お腹周りやお尻が大きい、いわゆる「おばさん体型」はここから始まってしまうのです。体型のくずれだけではなく尿漏れなども起こる可能性が高くなってしまうので、床上げまではできるだけ横になっていることが大切です。

■体調の変化



出産後、ママの体調も目まぐるしく変化します。

子宮も仕事を終え、元の大きさに戻ります。それにあわせ、内蔵の位置も妊娠前と同じようになります。基礎知識のところでもお話した通り、この変化があるため産後1ヶ月は出来るだけ横になっている必要があります。

子宮が元に戻るため、余分な分泌物や血液を体外に排出します。この排出されるものを「悪露」と言います。悪露は退院までには量が減っていることが多いでしょうが、1ヶ月程度続きます。

会陰切開をしたり裂けてしまった場合の傷は治りも早く、産後1週間もすれば痛みも感じない方が多くなります。違和感も床上げまでにはほぼ無くなっているでしょう。

自分だけでもこれだけ大きな変化がある上に、赤ちゃんのお世話で睡眠不足になりやすい時期です。赤ちゃんはまだまだ昼夜関係なくお世話が必要なので、ママも赤ちゃんが寝ている時間は出来るだけ一緒に休みましょう。

ママが休むためには周囲の協力が不可欠です。これだけ大きな変化があることを知り、出来るだけ協力してあげてくださいね。

■身体のラインの変化



出産で骨盤が大きく開くので、どうしても産後の体型が崩れてしまう方が多くなります。

おなかのぽっこりやお尻が大きくなる、下半身の贅肉が取れにくくなる……など、ほとんどの原因は骨盤の歪みからくるのです。

産褥期は絶対に無理をしてはいけませんが、その後は骨盤をしっかり締めて元の体型に戻したいところですね。しかし自然に元通りになるかと言われれば「完全」とは言えず、サポートはしっかり行っていたほうが良いのです。

しっかり骨盤を締め身体のラインをキープしたいのなら、「骨盤矯正」は欠かせません。

むしろ、骨盤がこんなに緩む時期は出産以外にはそうそうないのです。この時期に骨盤をしっかり締めれば、産前よりスリムな体型になることすら不可能ではありません。

とはいえ出産直後は大きな運動なども出来ませんので、基本は骨盤矯正ベルトなど時期に合ったリフォームショーツで締めたり簡単なストレッチからはじめることになります。無理のない範囲ではじめていきましょう。


■体重の変化


出産後の体重の変化は個人差があります。

「全然体重が落ちなかった……」という方もいれば、「産前より痩せた」という方もいるくらい、人によって違うのです。
体重の変化が起こりやすいチェックポイントをまとめていますので、ぜひ参考になさってください。

●栄養摂取量の変化

完全母乳で育てている場合、どうしてもたくさんの栄養が必要になります。人によっては「どれだけ食べても太らない」と言うくらい、授乳にはエネルギーが必要です。

しかし逆に、栄養を摂ろうと必死になりすぎて体重が増えてしまう可能性ももちろんあります。大きなおなかの圧迫が無くなった開放感からたくさん食べてしまい、気がつけば全く体重が落ちていないことも……。

こまめに体重を測り、妊娠前の体重に戻る気がしない、もしくは増えている場合は食事を見直したほうが良いでしょう。

●運動不足

産後は休まなければならない時期なので、どうしても運動不足になります。動かないので脂肪も溜まりやすくなりますし、赤ちゃんが小さな頃は外出もかなり減ってしまいますね。

だからといって無理をして床上げ前にウォーキングなどは絶対にしてはいけません。寝転がったままでも出来るストレッチもありますし、この時期はそれよりも身体の回復を優先しなければなりません。

ただし、あまり動いてない時期だということは忘れないようにしましょう。甘いものや揚げ物の摂り過ぎは母乳にもよくありません。健康的な食事を心がけましょう。

産後回復ヨガ/Tossy(藤澤寿子)/ホームフィットネス24


■気分転換方法

最近ようやく、「産後うつ」なども注目されるようになりました。

産後はママの身体にも大きな変化がありますし、赤ちゃんのお世話で睡眠不足にもなっています。心も疲れやすく、産後うつになってしまう方は10人に1人とも言われているのです。

この時期の無理はいけませんが、気分転換の方法を知っておくと少しでも楽になるかもしれません。気分転換の内容は人それぞれだと思いますが、基本的なこととして以下の3点を考えて決めましょう。

・簡単、すぐに出来ること
・短時間で出来ること
・自分が好きなこと


「言われるまでもない」と思われるかもしれませんが、産後はこの3つが本当に重要となってきます。

この時期は身体の変化と赤ちゃんのお世話で精一杯です。気分転換に大きなことをしようとすると、なかなかチャンスが訪れずストレスが溜まったり、始める前に赤ちゃんが起きてしまうかもしれません。

思い立ったときにすぐに出来るもの、例えば音楽を聴いたり友達と電話したりなどでしょうか。これなら準備時間も要りませんね。

もしまだ産前の方で読んで下さっている場合は、今の間に楽しめることを考えておくのもありかもしれません。ちょっとした変化でも、気分転換があれば大分変わります。わずかな時間でも良いので、切り替えられるものを用意しておきましょう。

■さいごに

出産後、「思ったより元気だわ」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかしこうしてみると、ママの身体も本当に大きく変わっている期間だということがお分かりになると思います。

体重が気になって早くから動きたがる方もいますが、産後1ヶ月から1ヶ月半は絶対に無理をしてはいけません。立って歩かなくとも出来るストレッチもたくさんありますので、まずは身体を元に戻すことを優先してもらえればと思います。

自分の変化だけでも大変な中、赤ちゃんのお世話もあります。適度に気分転換しつつ、この時期を乗り越えていきましょう!


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