背中ニキビをつくらない!対処法や予防法まとめ
公開日:
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最終更新日:2016/06/04
病気
ニキビは顔だけでなく、全身に発生します。
背中にできてしまった場合、気づくのが遅くなったり、逆に背もたれのある椅子に座るだけでも気になったり……。
どこのニキビも困りものですが、背中のニキビも早く治したいですね。
これから薄着のシーズンです。背中の空いた服や水着を着られるよう、早急に対策を立てましょう。
ここでは、背中のニキビについて原因や対処法をまとめています。
ぜひ参考にしてくださいね。
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■背中にニキビが出来る原因は?
背中ニキビの原因として考えられるものはいくつかあります。ニキビは、皮脂の過剰分泌により発生します。過剰分泌は、肌の乾燥やストレス、外部からの刺激などにより起こります。
背中は意外に思われるかもしれませんが、皮脂の分泌が多い場所です。さらに乾燥から守るためにも、肌は皮脂を分泌します。そして衣類との擦れや寝具との接触により刺激され、ニキビが出来てしまうのです。
また、ストレスからも背中ニキビは発生します。この理由は直接ホルモンバランスの乱れに繋がりますので、睡眠不足や不規則な食生活なども当てはまります。
女性の場合、生理周期の影響でホルモンバランスが乱れてニキビが出来てしまっている可能性もあります。
■どういう症状が出る?

背中のニキビはあまり見えませんが、かゆみや痛みがある場合もあります。
顔のニキビと同様、初期症状の「白ニキビ」、皮脂が黒ずんで出来る「黒ニキビ」、そして炎症を起こし赤くなった「赤ニキビ」があります。
赤ニキビにまで進行し、数も増えた場合は皮膚科を受診しましょう。更に進行し、膿が出てきたら跡が残ることは覚悟しなければならなくなりますよ。
また、背中のぶつぶつはニキビ以外の病気の可能性もあります。
薬を塗り保湿を心がけても改善が見えない場合も、早めの受診をおすすめします。
■背中ニキビの治療法は?

皮膚科を受診すると、内服薬や外用薬をもらうことが多いです。
その他の方法として、ケミカルピーリングという方法があります。
酸性の薬品を塗り、古い角質を溶かす治療法です。しかしピーリングは酸性の薬品を使いますので治療後の肌は刺激に弱く、その後の保湿など適切なケアが必要になります。
また、ピーリングのあとにイオン導入を採用しているところもあります。ビタミンCを直接導入出来ますので、一定の効果があります。
ホルモンバランスの乱れが原因の場合は、ホルモン治療を行う場合もあります。
ホルモン治療は受けられる条件が限られていますので、お医者さんのお話をよく聞いて判断してくださいね。
■対処方法は何があるの?
軽症であれば、皮膚科を受診せず自力でのケアも可能です。背中の保湿を確実に行いつつ、ホルモンバランスを整えましょう。整えるためには正しい睡眠時間と規則正しい食生活が必須です。
また、寝具は常に清潔に、衣類などの洗剤も液体洗剤などに切り替えて衣類に残らないようにしたほうが刺激が減り、早期の改善が望めます。
シャンプーやリンスの洗い残しにも注意してくださいね。
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■背中ニキビを作らないための予防方法
対処法と重なりますが、ニキビを作らない身体作りとしてもやはり保湿と睡眠時間、規則正しい食生活は重要になります。夜22時までには就寝し、ぐっすり眠るのが肌にとって1番です。背中は見えない場所なので乾燥なども気づきにくいかもしれません。全身用の化粧液なども売られていますので、ニキビがなくとも保湿を続けておきましょう。
寝具や洗剤の洗い残しのチェックもしておいたほうが確実ですね。
■さいごに
背中の空いた服が着れないだけならまだしも、痛みやかゆみを伴っていると日常生活にも不便が生じます。常に衣類に接触している場所ですし、椅子などに腰掛けるたびに気になっていてはつらいですね。
背中ニキビも、基本的なケアは保湿とホルモンバランスの調整です。
規則正しい生活と食事、そして保湿ケアを心がけ、ストレスのないきれいな背中を取り戻しましょう!
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