今年は大山寺の紅葉を楽しもう!見頃は?
『大山寺の歴史』
大山寺(おおやまでら)は神奈川県伊勢原市にある真言宗大覚寺派の寺院で、大山不動の通称で知られています。もともとは、山そのものが山岳信仰の対象だったとも言われています。
スポンサードリンク
この寺は、西暦755年に、東大寺初代別当(住職)の良弁(ろうべん)が聖武天皇の勅願寺として創建した寺とされています。
本尊の不動明王は江戸期(1264~75)に僧・願行[がんぎょう]が建立したもので、二童子像と合わせて国の重要文化財に指定されています。
当初は大山阿夫利神社の位置にありましたが、明治初期の廃仏毀釈・神仏分離で大山の廃仏と神社化で『大山阿夫利神社(おおやまあまりじんじゃ)』となりました。
元の来迎院の跡地に不動堂が再建され、明堂院という寺名で再興、大正になって観音寺と合併して『大山寺』の寺名が復活し、現在に至っています。

※上の写真が大山寺の本堂、下の写真は 大山阿夫利神社下社(しもしゃ)
『大山寺の紅葉』
見どころは、『大山寺』の参道の階段や『大山阿夫利神社下社』周辺で、真っ赤に色付いた紅葉の木が観光客を出迎えてくれます。また、大山の中腹に大山寺と 大山阿夫利神社があるので、見下ろすと相模湾ともみじのパノラマが広がり、壮観の一言です。
見頃は11月中旬~下旬で、11月14日~12月6日(2015年の予定)の間行われるライトアップでは、また違った美しさが感じられます。

『アクセス情報』
大山の標高は1251.7mなので、ケーブルカーを使わなくても登ることができます。ケーブルカーの場合は軽装で大丈夫ですが、脚で登る時には、しっかりと登山の装備を準備する必要があります。
足元が良くないので、ケーブルカーを使う場合でも、ビジネスシューズは不向きで少なくともスニーカーまたはウォーキングシューズが必要です。
【鉄道の場合】
○(小田急小田原線)伊勢原駅から(神奈川中央交通バス)大山ケーブル行きバス約30分、終点の「大山ケーブル」下車、そこから徒歩約15分の「大山ケーブル駅」で大山ケーブルカーに乗り換えて約2分の「大山寺駅」で下車して徒歩約3分で大山寺に到着します。
○大山阿夫利神社下社へは「大山ケーブル駅」からケーブルカーで約6分の「阿夫利神社駅」で下車して徒歩約2分です。
※ケーブルカーの営業時間は、9時から17時(ライトアップ期間中は20時)までです。
小田急線と神奈川中央交通バス、大山ケーブルが2日間乗り放題、周辺施設の優待・割引付きという『丹沢・大山フリーパス』が便利です。(大山ケーブルを使えるのが『Aきっぷ』、ケーブルは使えないのが『Bきっぷ』になっています。)
【車の場合】
市営大山第二駐車場まで東名高速の厚木ICから約50分、秦野中井ICから約30分、市営大山第二駐車場から大山ケーブルカーの「大山ケーブル駅」まで徒歩15分です。
スポンサードリンク
関連記事
- PREV
- 嵐山編!!気になる紅葉の見頃は?
- NEXT
- 小石川後楽園の紅葉がスゴイ!見頃を調べて見に行こう!