卒業式へ行くお父さんの服装はどんな感じがいいの?技ありネクタイの結び方
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最終更新日:2016/04/16
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そろそろ卒業シーズン。あんなに小さかったわが子がいつの間にか…、子供さんの成長を見守る身としては、ぜひ参加したいですよね。
でも、卒業式ってそんなに頻繁にあるわけじゃないので、どんな服装で行ったら無難なのか不安になってしまうこともあります。
そこで今回は、卒業式の服装について触れてみたいと思います。
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1.学校ごとに卒業式があるのは実は日本と韓国だけ
実は、小学校・中学校・高校で「卒業式」と呼ばれる行事があるのは、実は日本と韓国だけなんだそうです。欧米では、大学でとった学位を授与される式典はありますが、各学校を修了する度にきちんとした式典をすることはあまりないようです。式の代わりにダンスパーティーをしたりすることはあるみたいですが。
日本では、当日に向けて何回も予行演習をしたり、歌を歌ったり、送辞を読み上げたり、とにかくきっちり準備をさせられた記憶があります。でも当日、保護者の方はそんな子供たちの姿を見て、子供の成長を感じるんですよね。
子供たちに負けないように、お父さんもきちんと身なりを整えて参列したいものですね。

2.服装は入学式と同じでいいのか
卒業式の数年前には入学式に参加されたと思いますが、その時と同じ服装でいいのでしょうか。入学式の時は、無難なダークスーツに春らしい色のネクタイなんかが一般的ですが、卒業式も着まわして大丈夫?それとも、きちんとした行事なら礼服とかで行くべきなんでしょうか?卒業式って実は、入学式よりも格式の高い式とされています。「卒業証書を授与される正式な式典」という位置付けになり、格式の高い式は黒のスーツが基本になります。
なので、入学式に黒いスーツだったらばっちり着回しOK、ということになります。礼服までかしこまってしまうと、来賓の方かな?と思われてしまうので避けましょう。
黒のスーツ持ってなかったら、買った方がいい?という方、必ず黒である必要はありませんが、濃紺やダークグレーなど、落ち着いた色のスーツがオススメです。
スーツ以外の部分も気を抜いてはいけません。着席して足を組んだとき、ズボンの裾から派手なソックスがちらり、なんてことになると恥ずかしいですよね。真面目な式典に参加することを意識して、全体的にやや落ち着きのある印象でまとめましょう。
3.個性を出したいときはどうすれば?
入学式以上にフォーマル感を求められるとなると、いつもはカラーシャツや柄物のネクタイなどでおしゃれを演出している方は悩んでしまいますよね。このネクタイがお気に入りだけど…この色だと他のお父さんと比べて派手かな?変にわる目立ちしちゃうと、子供もかわいそうだしなぁ、なんて肩を落としているお父さん。ネクタイの色や柄にこだわるんじゃなく、いつもと違う結び方で攻めてみるのはいかがでしょうか?
おしゃれな街フランス発祥といわれるネクタイ、センスのある結び方が実は沢山あるんです!いつもとは違う結び方、同じパパ目線でなら見る人は必ず気がつくはずです。
(フォーマルシーン大活躍!クロス・ノットの結び方)
普段の結び目と同じ形ながら、斜め1本の筋が入るちょっとした遊び心が光る結び方です。しかも、無地やシンプルな柄のネクタイの方が映える方法なので、落ち着いた柄を選ぶ卒業式にはぴったりです。
フォーマルな場所で使える少しおしゃれな結び方、マスターしておいて損はありませんね。
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