小学生男子の入学式で装飾はどこまでOK?
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最終更新日:2016/04/25
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桜が満開になる季節になると思い出す行事のひとつが入学式ですが、そもそも何故4月に行われるか皆さんはご存じでしょうか?
実はこの行事、最初からずっと4月だったというわけではなさそうです。
そこで今回は入学式について少し探っていきたいと思います。
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【入学式の由来と歴史】
現在は当たり前のように行われている入学式。では、どのくらいの時代から入学式と呼ばれる行事はあったのでしょうか。
江戸時代になった頃、寺子屋や私塾・藩校といった教育の場ができはじめましたが、いずれも入学時期は自由でした。自分が入りたいと思った時、いつでも入学する事ができたというわけですね。なので、このときはまだ入学式と呼ばれる行事はありませんでした。
明治に入ってから少しずつ変化していくのですが、まず高等学校への9月入学が主流になりました。これは西洋教育が導入された影響です。初めて全員が同時期に入学して学びの場を共にするという流れになり、この頃から入学式と呼ばれる式典が行われるようになってきたのではないかと言われています。
そして明治19年になり、政府の会計年度が4月~3月に変わっていったため、学校などの教育の場も合わせるように時期が変化していったとされています。
現在、日本の入学時期は国の会計年度という区切りになっているため、学校では早生まれという実際に生まれた年とは少し異なる面白い歳の差が生まれているのですね。

【小学校の入学式。男の子の基本スタイルは?】
またこの時期に悩むのが入学式の服装ですよね。そこで、今回はいちばん主流とされる基本スタイルについてのみ触れておこうと思います。
小学校は制服がある学校もあるかとは思うのですが、特にない場合いちばん無難なのは濃紺や黒・グレー系の子供用スーツやブレザーです。
その中でも濃紺は制服にもよく使用される色なのでBESTですね!中に着るシャツは白で爽やかにすると、かなり好印象になりそうです。写真のように、新しいランドセルを背負うだけで華やかになりますし、胸元には「入学おめでとう」と書かれたバッチが飾られるかと思いますので、あまり派手な色味にしなくても充分です。
また足元は、スニーカーの指定があるようであれば白が無難です。今後たくさん運動もしていきますので、ずっと使えて便利ですね!特にないようなら、黒の革靴ですっきりさせるのも良いでしょう。
ただ小学生なので無理をしない程度が他の子とも浮かなくて良いと思います。
靴下も特に指定がなければ、紺かグレー系のスクールソックスが無難で素敵かと思います。間違ってもスニーカー用の短い丈のものは履かないようにしましょう!
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【小学校の入学式。男の子はどこまで装飾しても大丈夫?】
最近はオシャレな親も増え、子供の新しい生活が始まる第一歩だから目立たせてあげたいという気持ちからか、髪型や服装にかなり力を入れている方も見かけるのですが、お子さんの今後を考えるのであれば、無難にまとめておいた方が良さそうです。スーツもライトグレーや薄いストライプが入ったものあたりまで、シャツもカラータイプではなく白に近いもの、うっすら春らしいピンクあたりまでが無難でしょう。
ネクタイはシャツに合った春らしいイメージの色で。そして特に髪型や髪色ですが、金髪などの染髪はNGです!ワックスで軽くセットする程度が無難ですね!
いかがでしたでしょうか?最後に爽やかだけど無難にまとめてあるGOODな写真を載せておきますね。入学式の時期が近づき悩んで居る方も多いかと思いますので、少しでも参考になればと思います。
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