咳の原因は風邪ではなく花粉症かもしれません!
公開日:
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最終更新日:2016/03/26
病気
花粉症のつらい症状は人それぞれです。
花粉対策としては小物アイテムや花粉症の薬などいろいろありますが、プラスアルファーで花粉症状にともなう咳は体の全身を使うので喉も痛いし、ひどい場合は筋肉痛なんてことが!
この時期は花粉症か風邪か見分けがつきにくいですよね。
今回は、そんな「咳」について詳しく調べてみます。
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■花粉症の咳の基礎知識
花粉症で咳が続く場合もあるのですが、自分が花粉症だと気づいていない場合、または花粉症が重症でない場合、風邪だと思ってしまう可能性があります。風邪薬を飲んでも改善しない、一週間以上咳が続く、夜中や寝起きに咳き込む、などの症状がある場合は花粉症の可能性も疑ったほうが良いです。

■どうして咳が出るの?

花粉症と言えばくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみじゃないの?
こう思われている方は多いです。
これは花粉を追い出そうとする身体の反応なのですが、鼻水が喉に流れていってしまうと咳となって出そうとします。
また、花粉が原因で鼻や喉に炎症が起きている可能性もあります。
特に小さなこどもの場合、鼻水が喉に流れていってしまうことも多いので警戒が必要です。
■どんな症状があるの?
花粉が原因の咳だと、もちろん風邪薬では治りません。また日中はそんなに咳は出ず、寝ているときや起床後に咳き込むことがあります。
これは、寝ている間に鼻水が喉に下がっていくために起こります。
咳を放っておくなどして炎症が起きると、痰が絡むようになります。
そうなると、もちろん咳も悪化してしまいます。
■どうやって治療するの?
花粉症持ちの人は「初期療法」で早めの予防・治療を-内閣府政府広報室
風邪と区別がつかないし……と放っておいては悪化する一方です。
鼻や喉の不調の場合、耳鼻科への受診をオススメします。
耳鼻科で診てもらい、花粉症であるかないか、そして咳の原因はなにかという原因を突き止めることが治療への第一歩です。原因が分からなければ治療は出来ません。
病院で症状に合わせた薬を処方してもらいましょう。
もし薬が合わなく改善しなかった場合も、すみやかに相談しましょう。
■普段からの対処法

花粉症が原因だった場合、もちろん花粉をできるだけ避けなければ、また症状が起こる可能性があります。
鼻に入る花粉が原因なのですから、やっぱり一番の対処法はマスクになってきます。
その他、喉のうるおいを保つことも良い対処法です。
具体的には、加湿器をつけたりうがいをする、のど飴をなめるなどです。のど飴は、種類によっては喉の炎症を抑える効果もあります。
また、ゆっくり水を飲むのも良いですね。
乳幼児の場合、鼻水をこまめに吸ってあげましょう。
■日頃の予防法
対処法と被りますが、やっぱり必要なのはうるおいです。加湿器をつけて湿度を保ち、喉へのダメージを減らしましょう。
また、空気清浄機はとても効果があります。
空気清浄機を選ぶ際は、フィルターの目が花粉より細かいものを選びましょう。お店で相談してみるのが一番です。
対処法のマスク・のど飴などももちろん有効です。
■さいごに
いかがでしたか?「もしかしたら花粉症だったのかも」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
気になった場合は、一度耳鼻科で診てもらいましょう。
少しでも咳が楽になるお手伝いが出来ていれば幸いです。
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