花粉症のつらい鼻水、鼻づまりに対策はあるの?
公開日:
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最終更新日:2016/03/25
病気
花粉症で鼻水、鼻づまりに悩む方は多いと思います。
夜もゆっくり眠れずティッシュが手放せないという方もいらっしゃいますね。
今回は、花粉症の鼻水・鼻づまりについて詳しく調べてみましょう。
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■花粉症の鼻水・鼻づまりの基礎知識
花粉症の鼻水・鼻づまりは花粉が目や鼻に入り込み、それに身体が反応して花粉を外へ追い出そうとすることにより起こります。鼻づまりは、その反応により鼻の内側の表面粘膜が腫れてしまい、空気が通れなくなった状態です。
花粉症の鼻水は風邪と違い、涙とほぼ同じ成分です。無色で粘り気がなく、サラサラしているのが特徴です。

■花粉症の鼻水・鼻づまりの原因は?

花粉が鼻に入ると、鼻の細胞内に取り付きヒスタミンやロイコトリエン、トロンボキサンなどを放出します。
これらが神経や血管に刺激を与えることにより、症状が現れるのです。
症状が続き悪化すると、鼻を何度もこすることにより粘膜が傷ついて出血することもあります。
■どんな症状があるの?
鼻水・鼻づまりどちらも日常生活に大きく影響する可能性があります。人の鼻は、鼻づまりが起こっても基本的には片方ずつ起こして片方を休ませてくれるようできています。
これがどちらも詰まったりすれば口呼吸に頼るしかなく、口呼吸ではより多くの花粉を吸い込んでしまい、悪化する一方です。
口呼吸の回数が増えたり、鼻水を一日に何度もかまなければならなくなった場合などは、早めの受診をオススメします。
■どうやって治療するの?

まずは耳鼻科を受診し、自分のアレルギーの強さや症状を把握しましょう。
現状の把握が治療への第一歩です。
治療方法としては、薬剤療法が多くなります。
花粉症はアレルギーや症状により薬の範囲も幅が広く、一度合わなかったからと言って諦めてはいけません。
医師に合わなかったことを相談し、自分に合う薬を見つけることが大切です。
その他、レーザー治療などを行っているところもあるようです。
■対処法は?
鼻水・鼻づまりは少しでも楽にしたいですよね。対処法としては、鼻を温めることが効果の高い方法のようです。
温めることで鼻粘膜の血流を改善し、細胞から化学物質を出すのを抑えたり湯気が鼻の中の掃除をしてくれる、など言われています。
方法としては、暖かいタオルを鼻にかける、お風呂でしっかり湯気を吸い込む、スチーマーなどの機器を使う、といったものがあります。
■予防法は?
花粉症マスク ノーズマスクピット&ピットストッパー
鼻水・鼻づまりなど花粉症を予防するには、マスクや眼鏡で花粉をよせつけないことが一番です。
花粉を取り込まないよう、洗濯物や布団も取り込む際にしっかり手で払い、また家の掃除はこまめにしましょう。
朝に掃除をすると、比較的花粉が少ないそうです。
手洗い、うがいなどもこまめに、少しでも花粉を落としましょう。
そして何よりも、健康な身体でいることが大切です。
疲れをためない、睡眠をしっかり取るなど、アレルギーに負けない身体を作っていきましょう。
■さいごに
いかがでしたか?この時期を乗り越えられるよう腸内環境を整えることも、とても大事です。
つらい鼻水・鼻づまりの改善に、または花粉症に気づくきっかけになっていれば幸いです。
つらい季節、頑張って乗り越えていきましょう!
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