花粉症とヨーグルト、健康と美容に意識しよう
公開日:
:
最終更新日:2016/03/28
病気
花粉症にはヨーグルトが効くという話、よく聞きますよね。
本当に効くのか、またどう食べたらいいのか、疑問は尽きません。また、効果も人それぞれだと思います。
というわけで今回は、花粉症とヨーグルトの関係について調べてみました。
スポンサードリンク
目次
■乳酸菌とは?
乳酸菌は、免疫細胞と呼ばれる異物と戦う細胞のバランスを整える働きを持っています。白血球の中の免疫細胞のTh1細胞、Th2細胞のバランスが崩れるとアレルギー反応が起こることが分かっています。
花粉やダニなどに対する抗体を作るのはTh2細胞なのですが、この細胞が花粉のため過剰に働いてしまうことにより、花粉症の症状が現れます。
乳酸菌がTh2細胞の過剰な増殖を防ぎ、バランスを保つことにより花粉症の症状の改善が期待できます。
また、乳酸菌は腸内環境の改善にも役立ちます。腸内環境が整うと、免疫力が高まります。

■ヨーグルトの種類・効果・量はどのくらい?
スーパーでヨーグルトを探すと、各メーカーから様々なヨーグルトが出ています。迷われた際に、アレルギー症状を抑える働きが期待できる菌を紹介します。
・KW乳酸菌
・フェカリス菌
・LG21乳酸菌
・1073R-1乳酸菌
・BB536ビフィズス菌
・L-55乳酸菌
これらが入っているヨーグルトを買えば、花粉症にも有効です。
花粉症への効果を期待するには、大体100g~200g程度の量を朝食後に食べることが理想です。
ただしいくつか注意点がありますので、以下も確認してくださいね。
砂糖入りはよくありません。
砂糖は悪玉菌を増やし、善玉菌を殺してしまうのです。
つまり、乳酸菌が腸に届く前に殺されてしまいます。
ただ最近は、「乳酸菌が生きたまま腸に届く」などと書かれてあるヨーグルトもありますので、甘くないと食べにくいという方はそういうヨーグルトを選ぶのも良いと思います。
ヨーグルトが花粉症にいいと言っても、数日で効果が出るわけではありません。
花粉症の症状が現れる前から腸内を整え、免疫力を高めておくことで花粉に負けない身体作りができるのです。
腸内環境と整えることは便秘解消やお肌への効果も期待出来るので、いつはじめても嬉しいことばかりですよね。
■市販でオススメのヨーグルトは?
お腹の調子を整えるには、やっぱりヨーグルトだねとはいっても、やっぱり種類が多くて迷う方もいらっしゃいますよね。
というわけで、市販でオススメのヨーグルトを紹介します。
・朝のYoo フェカリス菌 /伊藤園
こちらは飲むヨーグルトです。ペットボトルから紙パックまで、飲む量も選べます。・メイジプロビオヨーグルトR-1 EPS産生乳酸菌 1073-R-1使用 /明治乳業
こちらは食べるタイプと飲むタイプ、どちらも販売されています。赤いパッケージで見つけやすいと思います。・ビヒダスプレーンヨーグルトシリーズ /森永乳業
こちらはプレーンタイプから脂肪ゼロタイプ、またフルーツ入りなど様々なタイプが販売されています。たくさん入っているタイプを買えば、食べたい量だけ食べることも可能です。
■さいごに
いかがでしたか?毎日ヨーグルトを美味しく食べて、花粉症にも効果があるなんて嬉しいことばかりですね。
腸内環境を整えて、花粉症に負けないよう日頃の体作りを意識してみましょう。
是非、今日からでもヨーグルト生活をはじめてみましょう!
スポンサードリンク
関連記事
- PREV
- 花粉対策用のメガネってどれだけの効果があるの?
- NEXT
- 花粉症対策にヨーグルトレシピ+1