犬が茶色いものを吐いたときの原因は?
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最終更新日:2016/01/29
ペット
犬が吐くことはよくあることですが、突然愛犬が吐いてしまうとびっくりしてしまいますよね。犬が吐くのは様々な原因があり、症状もそれぞれですが、嘔吐物の色にもいくつかのパターンがあります。今回は嘔吐物の色から考えられる原因や対処法などご紹介したいと思います!
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1.『犬が吐く』ことの基礎知識
犬比較的よく吐く動物ですが、大きく『嘔吐』と『吐き出し』に分類されます。『嘔吐』の場合は嘔吐物が消化されている状態を言います。嘔吐物が消化されていない場合は『吐き出し』となります。吐き出しの場合はあまり病気とは考えず様子を見てもいいと言えますが、嘔吐の場合消化されているということは胃より下の臓器に原因があると考えられるので注意が必要です。
また母犬は仔犬に吐き戻してごはんを与えます。これは吐き戻しという行為にあたります。
吐き戻して子に与える母犬
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2.嘔吐の原因・対処法
犬の嘔吐物の色にはいくつかの種類があり原因も異なってきます。黄色い液のときは胃液と考えて間違いないと思います。これは空腹時によくみられる嘔吐です。ごはん前に胃液を吐くことはよく見られます。これは空腹のため胃液が逆流しているので、ごはんを小分けにあげましょう。白い泡のようなものが混じっている場合もありますが、これは胆汁で同じ原因だと考えられます。吐いたあともケロっと元気にしている場合が多いです。ごはんを小分けにしてあげるだけで対処できるので1日の分量を今までより小分けにして与えるようにして下さい。
次に茶色い嘔吐物ですが、ドロっとしていてフードが消化されているような場合は、フードが合わない(アレルギーなど)や食べ過ぎによる嘔吐の可能性が高いです。ただ腸に何らかの問題がある場合もあるので何度も繰り返し嘔吐する場合や元気がない場合は病院へ連れて行きましょう。
また茶色くドロっとしていない場合は注意が必要です。コーヒーのような茶色の場合、古くなった血液の可能性もあるので何かの病気にかかっているかもしれません。
症状としても元気がないことが多いです。この場合はすぐに病院へ連れて行って下さい。この時嘔吐物を袋に入れて持って行くか、写真を撮っておくとより適切な検査・治療が受けられます。

3.まとめ
嘔吐物の色によっても様子見で大丈夫な場合と緊急を要する場合があります。要注意なのは茶色の嘔吐物です。古い血液の可能性もあるのですぐに病院で診てもらって下さい。犬は自分で病院に行くことができないので、飼い主が注意深く観察してあげることが重要です。愛犬が吐いてしまったときは慌てずに嘔吐物の確認と、病院に行く必要がある場合は嘔吐物を写真に撮るなどの準備も忘れないようにしましょう!スポンサードリンク
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