おせち料理の数の子レシピ!定番・簡単・裏技3大レシピ紹介
色も華やかな数の子を、おいしく漬けるには?
おせち料理に必ず入っている数の子。数の子はニシンの卵で、一腹にたくさんの卵が入っていることから、子孫繁栄の象徴とされています。目にも鮮やかな黄金色は、おめでたい席にぴったり。関東では濃いしょうゆに漬けてべっこう色に仕上げ、関西ではあっさりとした味付けにして少ししょうゆをかけて食べるなど、各地で特色があります。
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定番レシピ
- 塩数の子は、鮮やかな黄色で粒がしっかりしたものを買い求めます。塩水につけ、ときどき水を替えながら一晩(6~8時間)おいて、塩抜きをします。
- その間につけ汁を作ります。配合は、だし汁3に対して酒・みりん・しょうゆがそれぞれ1の割合です。調味料を合わせたら一度火にかけて煮立たせ、冷ましておきます。
- 数の子が、食べてみて少し塩気を感じる程度に塩抜きできたら、白い薄皮の部分をやさしくむき取ります。キッチンペーパーでそっとこすると、楽に取れます。
- 数の子を平たい容器に入れ、用意しておいたつけ汁をかけてそのまま一晩以上漬け込みます。
- 漬かったら一口大に切り、かつお節少々を上にのせます。
簡単レシピ
数の子をつけるつけ汁にはだし汁が必要ですが、数の子の量がそんなに多くなく、つけ汁を少しだけつくりたいということもあります。だし汁が少しだけほしいとき、少量のだしをとるのは大変ですが、電子レンジで簡単に作れる方法があります。- 数の子は前項と同じように塩抜きをして皮をむいておきます。
- 水120ミリリットルに対してだし昆布3センチ角のもの1枚・削りガツオ20グラム程度を耐熱容器に入れ、電子レンジ(600ワット)で約1分加熱します。茶こしでこせばだし汁のできあがりです。
- このだし汁に、酒大さじ1・砂糖・塩・しょうゆ各大さじ2分の1を加え、さらに30秒ほど加熱します。
- できたつけ汁に数の子を漬け込み、味がしみ込むまで3時間以上おけば完成です。

裏技レシピ
定番のしょうゆに漬けた数の子とはちょっと違う、変わった数の子の食べ方をご紹介します。- 数の子は塩抜きして皮をむいておきます。
- 白みそ(西京みそなど甘口のみそ)にみりん少々を加えたものをみそ床として用意します。
- 数の子をガーゼに包んでみそ床につけ、4~5日漬け込みます。

おせちには黄色いものがよく使われます。昔から黄金色は新年を飾るにふさわしいおめでたい色とされてきました。
中でも数の子はその代表格。鮮やかな色もごちそうです。ぜひきれいにつけるコツを覚えて、黄金色の輝きを楽しんでください。
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