おせち料理の昆布巻レシピ!定番・簡単・裏技3大レシピ紹介
ごはんのおともにも! 定番昆布巻を手作りで
昆布巻は「よろこぶ」に通じ、また巻物のような形から学業成就、文化発展の願いも込められているといわれるおめでたい具材です。うま味の強い昆布を甘辛く煮含めた味わいは、大人にも子どもにも好まれる定番の味。時間をかけて煮ていくのは大変ですが、手作りすればおいしさもひとしおです。
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定番レシピ
昆布巻の芯の部分に何を使うかは、地方によって異なります。よく聞くのはサケや穴子、身欠きにしんなどですが、ここでは簡単に作れる豚肉巻の作り方をご紹介します。定番の魚を芯にした昆布巻の作り方は、動画を参考にしてみてください。- 昆布を戻します。ぬれ布巾で汚れをふき取り、たっぷりの水につけて10分おき、やわらかくなったら20センチぐらいに切っておきます。戻した汁は捨てずにとっておきましょう。
- かんぴょうは塩をふって軽くもみ、水洗いして25センチぐらいの長さに切っておきます。
- 豚もも肉を昆布の幅に合わせて棒状に切ります。
- 昆布をひろげ、豚肉を芯にしてくるくると巻いていきます。巻き終わったらかんぴょうをゆるめに巻きつけて縛ります。昆布は煮るとふくらむので、あまりきつく縛らないようにしましょう。
- できた昆布巻を結び目を下にして鍋に並べ、昆布の戻し汁に酢と酒少々を加えたものを注いで火にかけます。落し蓋をしてときどきアクを取りながら中火で30分ほど煮ます。
- 竹串を刺してみて、すっと通るぐらいやわらかくなったらさらに砂糖・みりん・しょうゆを加えます。調味料の分量の目安は、砂糖1、みりん1、しょうゆ2の割合ですが、味をみて好みで調節してください。後は味がよくしみるまでじっくりと煮含めます。
簡単レシピ
昆布は種類で煮え方が違います。煮る時間が長くて大変、と感じる方は早煮昆布を使ってみましょう。早煮昆布は長昆布、厚葉昆布ともいわれ、一般的な昆布よりもやわらかいので早く煮上がります。また、特に昆布の上の部分だけを「早煮昆布」として販売していることもあります。やわらかい昆布は、早く煮えるだけでなく、巻く時に巻きやすいという特徴もあります。やわらかい昆布を選ぶことで、昆布巻き作りがより簡単になりますよ。

裏技レシピ
昆布巻に入れる具はいろいろですが、ここではちょっと面白い食材を芯にした昆布巻をご紹介します。それは、たらこを芯に巻いた昆布巻です。生のたらこを昆布の幅に合わせてカットし、定番通り巻いて煮るだけで、魚卵の食感が楽しいちょっと変わった昆布巻ができあがります。

昆布にはカリウムやヨウ素、食物繊維など体にいい成分がたくさん含まれています。しかもローカロリーと、女性には特にうれしい食材です。
健康な一年を迎えるためにも、積極的に摂りたいですね。
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